
海上マテリアルハンドリング機器の供給企業であるGENMAは、試験を終えて配備可能な同システムについて、ギニアのボッファのような浅水港で、はしけから大型船へ鉱石を移送するために設計したと説明した。
GENMAは、新たな浮体式積み替えシステムのコミッショニングを完了し、鉱物輸出事業を支援するため西アフリカに配備すると発表した。同システムは、大型鉱石運搬船が接岸できない浅水港向けに設計されており、はしけで鉱物を岸壁から深水域へ運び、沖合で大型船に積み替える。ギニアのボッファでは、30万トン級の鉱石運搬船が入港できず、沖合での積み替え設備が輸出網で重要な役割を果たすという。設備構成は、デッキクレーン2基、大型ホッパー2基、ベルトコンベヤー1基、シップローダー1基。GENMAによると、クレーンではしけから鉱石をホッパーに投入し、ホッパーがコンベヤーへ供給、シップローダーが大型船の船倉へ荷を積み込む。加えて、無段階速度制御、防食対策、浮体船舶間の動きに対応する設計に加え、モロッコのタンジェとケニアのモンバサにサービスセンターと予備部品倉庫を整備しているとした。ギニア・ボッファの倉庫もまもなく準備が整い、年央に開設予定で、長期常駐のフィールドサービスエンジニアも現地に配置する。