ビットコイン反発、米現物ETFに約2億2300万ドル流入で10日連続流出に終止符

ビットコイン反発、米現物ETFに約2億2300万ドル流入で10日連続流出に終止符

米労働市場統計の軟化と約2億2170万〜2億2300万ドルの現物ETF流入を受け、ビットコインは6万2000ドルを回復し、累計約27億ドルに達していた10日連続の流出に終止符を打った。

BTC
ETH

ファクトチェック
CoinDesk(「小型トークンではMemecoreのMとAudieraのBEATが上昇を主導…」)やCointelegraph(「ビットコイン、7月相場は急反発でスタート…」)を含む複数の情報源が、2026年7月2日の反発を確認している。ビットコインは6万1000ドルを上回って推移し、一時約6万2137ドルに達した。主要な仮想通貨も上昇し、投機色の強いトークンではMemecoreのM(約81%高)とAudieraのBEATが上昇率上位となった。背景には、米非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったこと(5万7000人、予想11万4000人)と、FRBの追加引き締め観測の後退がある。BitgetとCoinDeskの提携配信は、ETHが5%上昇したことも裏付けている。唯一未確認の具体的記述は、イーサが「1700ドル超」で推移したという正確な価格水準だが、報じられたETHの5%上昇とは整合しており、これに反する情報源は確認されていない。そのほかの主張の要素はすべて、情報源によって直接裏付けられている。
要約

ビットコインとイーサリアムは直近の急落後の安値圏から反発した。市場予想を下回る米労働市場統計などの経済指標が、米連邦準備制度による目先の利上げ懸念を和らげ、押し目買いを促したことに加え、米国の現物ビットコインETFに純流入約2億2170万〜2億2300万ドルが入ったことも重なった。ビットコインは6万2000ドルを回復し、約1億ドルの清算を誘発した。一方、ETFへの流入は累計約27億ドルに達していた10日連続の流出を終わらせ、5月以来で最大の1日当たり流入となった。CryptoQuantのアナリスト、アクセル・アドラー・ジュニア氏は、ETFセグメントで圧力緩和の最初の兆候が見られると述べた。ただ、アナリストらは、1日だけの流入では持続的な反転は確認できず、ショートカバーや戦術的なポジション調整、あるいはセンチメントの一時的改善を反映している可能性があると警戒している。

用語解説
  • 現物ビットコインETF: デリバティブを通じてエクスポージャーを得るのではなく、ビットコインを直接保有する上場投資信託。
  • 清算: 急激な値動きで証拠金維持水準に達した後、レバレッジポジションが強制的に閉じられること。
  • タカ派的な米連邦準備制度: より高い金利など、金融環境の引き締めを志向する米連邦準備制度の政策スタンス。