償還請求は四半期ごとの上限5%を引き続き上回ったものの前四半期からは縮小し、ブルー・アウルは両ファンドとも十分な流動性を確保しており、買い取り対応のためにプライベートローンを売却する必要はなかったとした。
投資家は第2四半期、ブルー・アウル・キャピタルに対し主力のプライベートクレジットファンド2本から47億ドルの返還を求めた。前四半期の54億ドルからは減少したが、両ビークルに適用される四半期5%の出金上限をなお大きく上回った。運用資産338億ドルの同社主力の非上場ビジネス・ディベロップメント・カンパニーであるBlue Owl Credit Income Corpでは、発行済み株式の18.8%に相当する償還請求があり、前四半期の21.9%から低下した。テクノロジー分野に特化し49億ドルを運用するBlue Owl Technology Income Corpでは、請求比率が40.7%から38.1%に低下したものの、買い取り水準は業界全体のレンジをなお上回った。この更新を受けて圧力緩和の兆しが意識され、同社株は6%上昇した。一方で、富裕層投資家は融資基準への懸念や、AI関連リスクがソフトウエア借り手に及ぶとの警戒感から、非上場のプライベートクレジット商品から資金を引き揚げ続けた。