ボーイング機の需要低迷が耐久財受注と工場受注全体の重荷となる一方、底堅いコア資本財支出は企業投資の強さが維持されていることを示し、米連邦準備制度の利下げ観測に影響を与える可能性がある。
米工場受注は5月に1.3%減少し、耐久財受注は4.5%落ち込んだ。減少の主因はボーイングの航空機需要の弱さと運輸部門の軟調さであった。もっとも、見出しの弱さにもかかわらず、力強いコア資本財支出は基調的な企業投資が堅調であることを示した。強弱入り交じる今回の統計は、より広範な経済指標の軟化が続く場合に、米連邦準備制度が金利政策をどう判断するかを巡る見方に影響する可能性がある。