ブルームバーグは、欧州の主要国の一部がホルムズ海峡の通航料は避けられない可能性があると内部的に受け入れる一方、船籍による差別のない料金設定と機雷除去の取り組みを求めていると報じた。
欧州の主要国の一部は、ホルムズ海峡を通過する船舶がイランとオマーンに支払う料金は避けられない可能性があると内部的に受け入れており、通航料の可能性を巡るこれまでの議論に、より具体的な外交面の意味合いが加わった。各国は、料金が船籍によって差別されることなく適用されることを求めるとともに、国際海上連合に対し、同海峡の機雷除去を進めるよう働きかけている。この問題が重要なのは、ホルムズ海峡が世界のエネルギー輸送における極めて重要なチョークポイントであるためであり、通航コストの上昇や安全保障上の混乱が生じれば、石油・ガス輸送費を押し上げ、より広範なインフレ圧力につながる可能性があるためである。ブルームバーグによれば、米国と複数の湾岸アラブ諸国は、イランとオマーンにはこうした料金を課す権利がないとの立場を引き続き公に維持している。