中国警察の7月2日付報告書、仮想通貨の追跡・差し押さえ手法を詳述

温州市公安局と浙江省公安庁の警察官による技術論文は、捜査当局がウォレット関連証拠を収集し、オンチェーン上の資金フローを追跡し、取引所の実名確認データを使って口座を凍結する方法を説明している。

要約

7月2日付で『刑事科学技術』に掲載された技術報告は、中国警察が仮想通貨資産をどのように捜査し、差し押さえるかを示した。温州市公安局と浙江省公安庁の警察官が執筆した同論文によると、捜査当局は秘密鍵、シードフレーズ、スクリーンショット、チャット記録を探すことで、携帯電話、コンピューター、ハードウェアウォレットから証拠を収集する。また当局は、ブロックチェーン記録、クロスチェーンの経路、ミキサーを通じた資金フローを追跡したうえで、その結果を取引所の実名確認データと組み合わせ、資産を追跡し口座を凍結できるとしている。

用語解説
  • ハードウェアウォレット: 秘密鍵を保管する物理デバイス
  • シードフレーズ: ウォレットを復元するためのバックアップ用単語
  • ミキサーを通じた資金フロー: 難読化サービスを経由した取引