
閉鎖は最終助成ラウンドを受けたもので、ENSでは拠出者の離脱が続く中、財務管理・助成金・資本配分の約1億4350万ドルをENS Foundationへ移管する案を巡る議論が進んでいる。
ENS DAO(自立分散型組織)は4年半にわたり活動したPublic Goods Working Groupを終了し、イーサリアム関連の公共財への主要な助成ルートの1つが幕を閉じた。これは、Ethereum Name Serviceエコシステムでガバナンスと財務の大規模な見直しが進む中での動きである。6回目かつ最終の助成ラウンドでは、Vyper、Argot Collective、Remix Labsを含む12プロジェクトに450,000 USDCと72.5 ETHを配分した。さらに、その後の報道では、総額37万5000ドルの戦略助成金がイーサリアム財団との共同拠出だったとされる。今回の停止は、ENSが6月19日の提案を巡って議論を進める中で起きたもので、同提案では約8690万ドルの基金資産と5660万ドルの流動資産、合計でおよそ1億4350万ドルに及ぶ財務管理、助成金、長期資本配分をENS Foundationに移しつつ、トークン保有者は中核プロトコルの意思決定権を維持する。再編を巡る議論は、ENS LabsのオペレーションディレクターであるBrantly Milleganのエコシステム離脱予定やethid.orgの段階的終了とも重なっており、ENSの将来のガバナンスモデルを巡る緊張を浮き彫りにしている。