投資家が日銀政策への懸念と日本の財政見通しを見極める中、東京市場の取引序盤で日本国債のイールドカーブはベア・スティープニングとなった。
東京市場の取引序盤で日本の10年国債利回りは2.810%に上昇し、1996年10月以来の日中高値を付けた一方、日本国債のイールドカーブはスティープ化した。Quickによると、5年債利回りは1ベーシスポイント低下して1.920%、10年債利回りはこの日の高値を付けた後、2ベーシスポイント上昇の2.800%となった。バークレイズ証券のアナリストは、日本銀行が後手に回っている可能性への懸念と日本の財政見通しへの不安を背景に、今週はイールドカーブのベア・スティープニングが急速に進んだと指摘した。財政支出の詳細、とりわけ政府の「経済財政運営と改革の基本方針」案に関する閣議決定の可能性を含め、投資家は引き続き内容を見極める公算が大きいとした。