米雇用統計の弱さを受けて米連邦準備制度の利上げ観測が後退し、金は5月下旬以来で初の週間上昇に向かっている。一方、インドの買いは冷え込み、中国の値引き幅は縮小した。
金価格は金曜日に上昇し、予想を下回る米非農業部門雇用者数の結果を受けて9月の米連邦準備制度の利上げ観測が後退したことで、5月下旬以来で初の週間上昇となる公算が大きくなった。米東部時間午前4時30分時点でスポット金は1オンス当たり約4182.28ドルと1.4%上昇し、週間では2.3%高となる見通しであった。一方、インドでは現地価格が3カ月ぶり安値から反発したことで現物需要が弱含み、中国では買い意欲がやや改善した。インドの業者は1オンス当たり最大5ドルのプレミアムと7ドルのディスカウントを提示し、中国市場の値引き幅は前週の3〜7ドルから横ばい〜2ドルへ縮小した。