FhenixがSunscreenを買収、Ethereum向け耐量子プライバシーレイヤーを加速

Sunscreenは、4年にわたる応用暗号研究を経てチームがFhenixに合流するとし、コードはAGPLオープンソースライセンスの下で引き続き利用可能であると述べた。

ETH

要約

Fhenixは、Ethereumおよびその他のEVM (Ethereum Virtual Machine)チェーン向けにFHEで構築する耐量子プライバシーレイヤーの開発を加速するため、応用暗号スタートアップのSunscreenを買収した。Sunscreenは、この4年間にわたり応用暗号の研究開発に注力してきた結果、本番環境対応の完全準同型暗号インフラを市場投入する上でFhenixの方がより適した立場にあると結論付けたとした。SunscreenのチームはFhenixに合流し、SunscreenのコードはAGPLオープンソースライセンスの下で引き続き利用可能である。今回の買収後、Sunscreen創業者のRavital SolomonがFhenixの研究チームを率いる予定である。買収額などの財務条件は明らかにされていない。

用語解説
  • FHE: 完全準同型暗号。暗号化されたデータを復号せずに計算できる技術。
  • EVM chains: Ethereum Virtual Machineと互換性を持つブロックチェーン。
  • AGPL open-source license: ネットワーク経由で提供される改変版についても、ソースコードの公開を求めるソフトウェアライセンス。