
欧州証券市場監督局の最新のMiCA登録更新で、スタンダードチャータード、FalconX、Sygnum Europeが加わり、移行期限通過後のEUにおける認可済み仮想通貨事業者数は280社となった。
欧州証券市場監督局が7月1日の移行期限後に実施した初の大規模なMiCA登録更新で37社が追加され、EUで認可を受けた仮想通貨資産サービス提供者の数は280社に増加した。新規掲載にはスタンダードチャータード、FalconX、Sygnum Europe、Ronin EMが含まれ、電子マネートークンの登録簿にはクレディ・アグリコル傘下のCACEISも追加された。今回の認可ではキプロスが6件と最多を占めたが、全体ではドイツが58件のMiCA認可でなお首位を維持し、フランスが31件、オランダが26件で続く。今回の更新でも承認済みの資産参照型トークン発行体の一覧は空のままで、不適合事業者リストも162社で変わらなかった。これは7月1日にMiCAの移行期間が終了して以降初の登録簿改定であり、認可を確保できなかった企業にはEU市場からの撤退か、別の経路での承認取得を迫る圧力が強まっている。スタンダードチャータードはルクセンブルク子会社を通じてMiCA認可と電子マネー機関ライセンスを取得し、域内全体でデジタル資産サービスを提供するための規制上の足場を得たと説明した。一方、FalconXはマルタ金融サービス庁から認可を取得した。