
ドイツ内閣は月曜日、2027年予算の初回案を承認する見通しで、中期財政計画で従来示していた水準を上回る借り入れと投資、防衛支出を盛り込む。
ドイツ内閣は月曜日、総借入額2036億ユーロの2027年予算の初回案を承認する見通しで、金曜日のロイター報道を裏付ける内容となる。この額は4月に示された1965億ユーロを上回り、前政権下の2024年の借入額505億ユーロを大きく超えるもので、投資と防衛支出の拡大を反映している。新規借り入れの内訳は、基幹予算で1187億ユーロ、インフラ基金経由で549億ユーロ、特別防衛基金から300億ユーロである。2027年予算案の歳出総額は2026年比5.9%増の5554億ユーロとなる見込みで、投資総額は5000億ユーロのインフラ基金と防衛向け借入規則の緩和を追い風に、2025年の789億ユーロから2027年には1175億ユーロへ増加する見通しである。基幹防衛支出は2026年の822億ユーロから2027年に1090億ユーロへ増加する見込みで、ウクライナ支援を含む防衛・安全保障関連支出の総額は1301億ユーロに達する見通しである。ドイツは2027年にウクライナ向け116億ユーロ、2028年から2030年には毎年85億ユーロを計上しており、財務省は防衛支出がGDP比で2026年の2.8%から2029年以降3.5%に上昇すると見込んでいる。