アリアンツのエコノミスト、米インフレ率は3.7%超に達する可能性 9月のFRB利上げも

ルドビク・スブラン氏は7月3日、米雇用統計は表面上の数字より弱い内容だったとしつつ、AI、財政刺激策、エネルギー分野が成長を下支えし、欧州中央銀行は先月の「保険的な」利上げ後は据え置く可能性が高いと述べた。

要約

アリアンツのチーフエコノミストであるルドビク・スブラン氏は7月3日、米非農業部門雇用者数の基調的な弱さだけでは物価圧力を冷ますには不十分であり、インフレ率はなお3.7%を超えてピークを付けるとの見方を示した。AI、財政刺激策、エネルギー部門の支援が成長を支えており、こうした環境が米連邦準備制度に9月の利上げを迫る可能性があると述べた。欧州については、欧州中央銀行が先月の「保険的な」利上げ後に再び動く可能性は低いとし、大西洋を挟んで異なる政策軌道が示唆されるとした。

用語解説
  • 非農業部門雇用者数: 農業を除く米国の雇用者数を示す指標
  • 米連邦準備制度: 金融政策を担う米国の中央銀行
  • 欧州中央銀行: ユーロ圏の中央銀行