
第604条を巡る協議を経て、保安官団体は仮想通貨市場構造法案への反対を取り下げた。Polymarketの成立確率は52%に上昇した一方、DeFi(分散型金融)とステーブルコイン利回り規制を巡る銀行業界の懸念はなお残っている。
全米主要郡保安官協会は、第604条を巡る協議を受けてCLARITY法案に対する立場を中立へと転換し、米国の仮想通貨市場構造法案に対する法執行当局からの有力な異論が和らいだ。7月3日付で上院銀行委員会のティム・スコット委員長とエリザベス・ウォーレン筆頭委員に送付した書簡で、同団体は同条項の解釈と実施方法に関する明確性が増したことを受け、H.R. 3633への反対を取り下げたと表明したが、法案自体への支持は示さなかった。なお同団体は、財務省の調査、諮問機関、仮想通貨執行計画に州・地方の法執行機関が正式に関与する役割を引き続き求めている。7月5日時点で、Polymarketでは同法案が2026年に成立するとの織り込み確率が52%と、7月3日から12ポイント上昇した。これは立法上の進展というより、トレーダー心理の改善を反映したものである。法案はなお8月休会前に上院で60票の賛成を必要としており、ステーブルコイン利回り商品やDeFi(分散型金融)規制を巡る銀行業界の懸念も引き続き先行きを曇らせている。