
今回のローンチにより、アーベのレンディング市場とGHOが12の初期対応資産とともにMonadに導入された。一方、関連提案では1500万ドルのインセンティブと1000万GHOを保有する計画が示された。
アーベのV3をMonadに展開したサービスは、7月2日のローンチから2日以内に預かり資産が1億ドルを突破した。開始後24時間ではすでに7500万ドル超を集めていた。今回の展開は、アーベの貸し付け、借り入れ、GHOステーブルコインのエコシステムが同チェーンで初めて正式に稼働したことを意味し、USDT0、USDC、GHO、WETH、CoinbaseのcbBTCを含む12資産をサポートする。この動きにより、GHOは初めてイーサリアムのL2以外へ展開された。 Monadは、元Jump Tradingのエンジニアらが構築したEVM (Ethereum Virtual Machine)互換のレイヤー1で、毎秒10,000件のトランザクション処理能力と約800ミリ秒のブロック時間を備える高スループットチェーンとして打ち出している。5月にTokenLogicが可決した提案では、Monad Foundationが初年度のインセンティブとして1500万ドルを拠出し、1000万GHOを6カ月超保有するとされた。一方、アーベDAO(自立分散型組織)は、同ネットワークでの採用立ち上げを支援するため50万GHOを配分している。 今回の展開は、アーベの広範なマルチチェーン戦略に沿うもので、2月24日のTemp Check、6月下旬の最終承認を経て、7月2日に実装された。LlamaRiskは慎重なリスク設定の下でローンチを支持し、Monadの稼働期間がまだ7カ月にとどまることや、DeFi(分散型金融)流動性の多くが既存プロトコルに集中していることを指摘した。別件では、イーサリアム上のアーベV4も預かり資産が2億5000万ドルを突破しており、Stani Kulechov氏は、アーベが今後さらに仮想通貨担保型レンディングの拡大を進め、将来的には証券担保型レンディングにも広がるとの見方を示した。