コインベース、トークン化株式やAIツール・ステーブルコインで上半期戦略を提示

同社は、米国外ユーザー向けのトークン化株式、IPO前銘柄やテーマ型の無期限先物、AI活用の投資ツール、個人向け金融機能、企業向けおよびオンチェーン決済向けのステーブルコイン基盤について詳細を示した。

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要約

コインベースは、より多くの資産、より多様な取引手段、そしてより幅広い金融サービス群を単一プラットフォーム上で提供することを上半期戦略の柱に据えたと明らかにした。7月初旬に公表した更新内容で、同社は米国外顧客向けの米国株トークン化商品を来月投入する見通しを示し、1対1の裏付け資産を備え、配当と株主権を含み、オンチェーンでの売買・保有・償還を可能にし、米国人は利用対象外になるとした。さらに、SpaceXを皮切りに後にAnthropicやOpenAIへ拡大するIPO前無期限先物、新たな実物資産テーマ型無期限先物、株式・仮想通貨オプション、予測市場の機能強化、現物・デリバティブ・Deribitをまたぐ統合グローバル流動性プールも打ち出した。取引以外では、Coinbase Advisors, LLCが提供するAI搭載のアプリ内投資ツール「Coinbase Advisor」を立ち上げ、ユーザーが設定した制約の範囲内でAIエージェントに売買やポートフォリオ管理を行わせる「Coinbase for Agents」も導入した。個人向けには、予約時に5%分のビットコイン還元を受けられる旅行ポータル、USDC担保によるカード利用、Base上のMorpho経由でJitoSOLを用いてステーキング済みソラナを担保に借り入れる機能、Transfer Protectionを追加した。企業・決済分野では、Coinbase Developer Platformがウォレット、決済、取引、ステーブルコイン発行ツールを統合するとし、インドでのINR直接決済レール、HyperliquidのUSDC財務ウォレット、Ethena、Checkout.com、Klarna、Webull、AWS、OpenRouterとの提携や基盤整備も挙げた。

用語解説
  • トークン化株式: 原資産となる株式の値動きに連動し、オンチェーンでの保有や取引機能を可能にするよう設計された、ブロックチェーン上の株式表象。
  • IPO前無期限先物: 未上場企業が公開市場に上場する前の企業価値に連動する無期限デリバティブ。
  • ステーブルコイン: 価値の安定維持を目的として設計され、決済、清算、担保、取引に利用されるデジタルトークン。