ブルームバーグは、メタが余剰のAI計算能力の貸し出しとホスト型モデルへのアクセス提供に向け、「Meta Compute」を開発していると報じた。実現すれば、CoreWeaveやNebius、AWS、Azure、Google Cloudを含む主要クラウド事業者への挑戦となる可能性がある。
メタ・プラットフォームズ株は水曜日、ブルームバーグが同社の社内クラウド構想「Meta Compute」の開発を報じたことを受け、8.8%高の613.34ドルとなった。この構想では、余剰のAI計算能力や同社のAIモデルへのホスト型アクセスを販売する可能性がある。実現すれば、これまで主に社内利用してきたインフラを新たな収益源へ転換するものであり、戦略上の大きな転換となる。 この報道はAIインフラ関連株に圧力をかけ、AI計算サービス市場の競争環境を投資家が見直す中で、CoreWeaveは14%下落、Nebiusは17%下落した。メタは両社と既存の関係を持ち、2032年まで延長されたCoreWeaveとの提携や、2027年に開始するNebiusとの長期インフラ契約が含まれる。 報道通りに立ち上がれば、Meta Computeはアマゾン・ウェブ・サービス、マイクロソフトAzure、グーグル・クラウドに対しても、メタをより直接的な競合相手に押し上げる可能性がある。ブルームバーグによると、このサービスには従量課金型の生の計算資源の貸し出しや、クローズドウェイトのMuse Sparkのようなホスト型AIモデルへのAPI (Application Programming Interface)経由のアクセスが含まれる可能性がある。アナリストは、この計画について、メタが現時点で必要とする以上のAIインフラを構築しており、データセンター投資を大幅に拡大する中で余剰能力の収益化を図っている可能性を示すものだと指摘した。