Anthropic、豪州データセンター容量140万キロワットを確保へ

採掘企業からAIインフラ企業へ転換したIRENがAnthropicの豪州データセンター入札に関与しているとの報道を受け、同社株は約15%上昇した。案件規模は150億ドルから216億ドルと見積もられている。

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要約

Anthropicはオーストラリアで約140万キロワット、すなわち1.4ギガワットのデータセンター容量の確保を目指しており、2027年末までに少なくとも100万キロワットを稼働させる計画である。このプロジェクトの規模は150億ドルから216億ドルと試算されており、IREN Limitedが入札に関連しているとの報道を受けて同社株は約15%急伸した。IRENは2026年6月3日、南オーストラリア州Bundeyで800メガワットのAI・高性能コンピューティングキャンパスを発表しており、CDC Data CentresおよびAirTrunk/NextDCと並ぶ最終候補の一社に入っている。Anthropicは2026年初めに豪州拠点を開設し、4月には豪政府と法的拘束力のない了解覚書を締結した一方、入札の初期提案は3月に提出された。IRENはビットコイン採掘から再生可能エネルギーを活用するAI・高性能コンピューティングインフラへ事業転換を進めており、この規模の契約は同社の収益基盤を大きく変える可能性があるとして注目を集めている。

用語解説
  • 高性能コンピューティング: AIモデルの学習や大規模分析など、複雑でデータ集約型の処理に用いられる高性能な計算システム。
  • ギガワット: 10億ワットに相当する電力容量の単位で、データセンターのような大規模プロジェクトの電力需要や供給能力を示す際に用いられる。
  • 法的拘束力のない了解覚書: 当事者間の協力の枠組みを定める初期合意であり、最終的な強制力のある契約を成立させるものではない。