
この取引により、ロッキード・マーチンは、対潜水艦戦と海中防衛技術に注力するアドベント傘下の海軍防衛事業を掌握する。これは、プライベートエクイティ主導の再編が長年続いた後の動きである。
ロッキード・マーチンは、対潜水艦戦と海中防衛技術に特化した事業を手がける海軍防衛企業Ultra Maritimeを、アドベントから34億5000万ドルで買収することで合意した。Ultra Maritimeは、アドベントが2019年にコブハムを買収し、さらに2022年の買収後にUltra Electronicsと統合して発足したグループ、Cobham Ultraの一部である。今年初めには、Ultra Maritimeが魚雷から艦船や潜水艦を防護するよう設計された水中音響デコイを巡り、米海軍の開発契約を獲得していた。今回の買収により、海軍および海中の軍事技術に対する需要が引き続き戦略的重点となる中、ロッキード・マーチンの事業ポートフォリオに海洋防衛の専門事業が加わる。