LITが2.7ドルに急騰、トークノミクス刷新でバーン導入

Lighterが恒久的なトークンバーンの詳細を示し、ステーキング報酬の原資を取引所収益からエコシステム準備金へ切り替えたことを受け、LITは20%超上昇し、1月以来の高値を付けた。

ETH

要約

無期限先物取引所LighterのトークンLITは月曜日に20%超上昇し、約2.6ドルと1月以来の高値を付けた。週間上昇率は約40%に拡大し、時価総額上位100の仮想通貨の中で最も高い上昇率となった。上昇のきっかけは、収益を原資とする買い戻しを恒久的なバーンに切り替え、ステーキング報酬の資金調達方法も見直すLighterのトークノミクス刷新である。 Lighterは、トークンのローンチ以降、取引所収益を使って約1550万LITを買い戻してきたと明らかにした。これは流通供給量のおよそ6.3%に相当する。これらの買い戻し分は今後、イーサリアムのメインネット上でのバーンを通じて恒久的に供給量を減らす仕組みに移行する。最初のバーンは第2四半期終了後の数週間以内に実施する予定である。取引所は、これまでに買い戻したトークンそのものではなく未配布のLITをバーンする可能性もあるとし、保有者にとっては両手法が経済的に同等だと説明した。 ステーキングモデルも変更される。Lighterによると、1月にステーキングプログラムを開始して以降、TGE前の収益を活用して約372万LITを配布しており、このうち約17万LITは手数料クレジットプログラムを通じたものである。この方式は終了し、今後の報酬はプロジェクトが保有する残り2億5000万LITのエコシステム用トークンから拠出される。プロトコルは年率6%のステーキング利回りを目標としており、現在ステークされている約1億2500万LITを前提とすると、年間の配布量は約750万LITとなる計算である。今回の上昇後も、LITは12月に付けた過去最高値7.86ドルを大きく下回っている。

用語解説
  • トークノミクス: トークンの供給、インセンティブ、配布設計などを含む経済的な設計。
  • バーン: 通常は使用不能なアドレスへ送ることで、トークンを流通から恒久的に除去すること。
  • 無期限先物: 満期日を設けずに資産価格に連動するデリバティブ契約。