ユーロ圏と米国の債券利回りが小幅低下、指標と原油を市場が見極め

ドイツ国債利回りは低下し、米連邦準備制度の議事要旨公表を前に米国債利回りも緩和した。投資家は米労働指標の弱さ、今後発表されるユーロ圏指標、原油供給の変化、週後半のNATO首脳会議を注視した。

要約

週明け月曜日序盤の取引で、投資家が米労働指標の軟化、件数は少ないものの重要なユーロ圏の経済指標日程、原油市場の動向、米連邦準備制度の議事要旨公表を前にした地政学的イベントを見極める中、ユーロ圏の国債利回りは小幅に低下し、米国債利回りもまちまちからやや低下となった。Tradewebによると、ドイツ10年債利回りは0.8ベーシスポイント低下して2.923%。米国では、2年債利回りが4.108%〜4.126%、10年債利回りが4.459%〜4.472%、30年債利回りが4.969%で早朝取引を付けた。米市場の祝日明けで取引が再開する中、ドル指数は0.2%上昇した。投資家はさらに、OPECプラスの増産計画、1バレル72ドル弱の北海ブレント、回復しつつあるがなお変動の大きいホルムズ海峡の海運、中東和平交渉の停滞、週後半にトルコのアンカラで開かれるNATO首脳会議が、成長率、インフレ、金利見通しに与える影響を追っていた。

用語解説
  • ドイツ連邦債: ドイツの指標国債。
  • ベーシスポイント: 0.01%を表す単位。
  • 米連邦準備制度の議事要旨: 米国の中央銀行である米連邦準備制度の会合記録。