耐久医療機器市場、2035年までに4620億ドル規模へ

SNS Insiderによると、市場規模は2025年に2572億2000万ドルで、在宅医療需要、高齢化、慢性疾患の増加、接続型モニタリング機器の普及が成長を後押ししている。

要約

SNS Insiderによると、耐久医療機器市場は2025年に2572億2000万ドルと評価され、2035年までに4616億5000万ドルに達する見通しで、2026~2035年の年平均成長率は6.04%となる。報告書によれば、在宅医療需要の拡大、高齢者人口の増加、慢性疾患の有病率上昇、良好な償還政策、接続型医療機器と遠隔患者モニタリング技術の採用拡大が成長を支えている。2025年にはモニタリング機器と治療機器が売上高の38%を占めた一方、呼吸器機器は2035年まで約7.9%と最も高い成長が見込まれている。2025年の世界売上高では北米が35%を占め、地域売上高の約82.47%を米国が占めた。アジア太平洋地域は最も高い成長率の地域市場と位置付けられた。報告書が挙げた最近の動きとして、メドトロニックが2024年にBioIntelliSenseと遠隔患者モニタリング統合で提携したことや、Invacare Corporationが2023年にクラウド接続型モニタリングと遠隔プログラミング機能を備えた電動車いす「TDX SP2」を発売したことが含まれる。

用語解説
  • 遠隔患者モニタリング: 従来の医療提供環境の外で患者の健康データを追跡し、臨床医に送信する技術。
  • IoT: モノのインターネット。データを収集・交換する接続機器のネットワークを指す。
  • CPAP: 持続陽圧呼吸療法。睡眠時無呼吸症候群の治療で一般的に用いられる機器。