EMURGO、1600万ADAのウォレット不正流出受けSecondFiの再開断念

SecondFiはカルダノのウォレット侵害を受け、通常業務を再開せず、ユーザー移行支援と資産回収に注力する。今週は隔離モード、来週は安全なウォレットエクスポート機能を提供し、影響が確認されたウォレット向けの回収プロセスも提案している。

ADA

要約

EMURGOは、最近のカルダノのウォレットに関するセキュリティーインシデントを受け、SecondFiは通常業務を再開せず、資産回収とユーザーのプラットフォーム離脱支援に注力すると表明した。これまでの報道では、この不正流出により374のウォレットアドレスから約1600万ADAが流出したとされていた。EMURGOは、現時点の情報では影響を受けていないユーザーは安全とみられるとした一方、すべてのユーザーに対し、公式の移行手段を利用するよう促した。SecondFiは今週、ウォレットアドレスが今回の事案に関与していたかを確認し、サポートチケットを提出できる隔離モードを導入する予定で、来週には安全なウォレットエクスポート機能を続けて提供するという。また、影響が確認されたウォレットについては、ゼロ知識証明ベースのツールを通じ、所定の条件の下で資産回収の対象となる可能性があるとした。一方、より広範な回収の取り組みは、監査と安全確認を条件とする。

用語解説
  • 隔離モード: ウォレットアドレスが今回の事案に関与していたかを確認し、エクスポージャーを評価できる機能。
  • ゼロ知識証明ベースのツール: 機微情報を広く開示することなく請求の正当性を検証するために設計された、プライバシー保護型の暗号システム。
  • 外部監査: 修正や資金返還の実施前に、コードや回収システムを独立した立場で検証すること。