
アップルは今後5年間でブロードコムに300億ドル超を投じる計画を明らかにし、供給関係を米国内の半導体生産拡大とコロラド州施設の15億ドル増強に結び付けた。
ブロードコムとアップルは、カスタムチップを巡る提携を2031年まで延長した。アップルは、国内の半導体生産を拡大する中、今後5年間でブロードコムに300億ドル超を投じる計画であると明らかにした。アップルによると、この複数年契約により米国内で150億個超のチップ生産が促進され、コロラド州フォートコリンズにあるブロードコム施設の15億ドル増強も含まれる。 この提携は、ブロードコムが長年担ってきたアップル向け無線・接続部品の供給関係を基盤としつつ、米国製カスタムシリコンをより明確に対象に加える内容である。ブロードコムは米証券取引委員会への届け出で、2031年まで複数世代のアップル製品向けにカスタムASIC (Application-Specific Integrated Circuit)シリコン製品を開発・供給する新たな長期契約をアップルと締結したと明らかにした。 アップルによると、ブロードコムは端末の携帯電話網、Wi-Fi、Bluetoothネットワークへの接続を支える無線部品を製造する。この契約についてアップルは、より広範な米国製造強化策の一環と位置付け、同社のAmerican Manufacturing Programの下でこれまでで最大のコミットメントであり、2025年に発表した4年間で6000億ドルの米国投資計画の最大の柱だと説明した。