テスラが西マイアミでRobotaxi開始、車内の安全監視員なし

テスラの2026年7月3日の西マイアミでの開始は、テキサス州外で初の本格的なRobotaxi展開となる。一方、Waymoは米4都市への拡大を進め、より大規模な無人運転車両群を維持している。

要約

テスラは2026年7月3日、西マイアミでRobotaxiサービスを拡大し、同プログラムにとってテキサス州外で初の本格的な一歩を踏み出した。初期の運行では車内に人間の安全監視員を配置していない。今回の開始は小規模なジオフェンス区域に限定されており、現地の走行データを蓄積しながらサービス範囲を広げる前に、厳格に区切られた区域から始めるテスラの従来方針に沿うものだ。テスラは2025年半ばにオースティンでひっそりとサービスを開始し、2026年4月にダラスとヒューストンを追加した。さらに2026年6月までに、オースティンでは都市圏全域で利用可能になったとしている。モルガン・スタンレーは、テスラのRobotaxi車両群が2026年末までに1,500台、2030年までに30,000台に達すると予測している。こうした拡大は、アルファベット傘下の自動運転車部門Waymoが、今後数週間以内にサンディエゴ、ラスベガス、タンパ、デンバーで従業員向けに完全自動運転の配車サービスを開始し、その後、一般提供を拡大すると表明した時期と重なる。Waymoは5月時点で米国内の車両群が約4,000台のrobotaxiだったとしており、発展途上の米robotaxi市場でテスラやアマゾン傘下のZooxとの差を浮き彫りにしている。

用語解説
  • Robotaxi: 自動運転の配車サービス車両。
  • geofenced zones: 自動運転車の運行が認められる、デジタルで区切られた運行区域。
  • automated driving systems: 人間が継続的に操作しなくても運転タスクを実行するソフトウエアとハードウエア。