
西テキサスのキャンパスにおけるフェーズIが全面稼働し、CoreWeaveに133MWの重要IT容量を提供した。Galaxyは仮想通貨マイニングを超え、より広範なAIインフラへの転換を進めている。
Galaxy Digitalは、西テキサスのHeliosデータセンターキャンパスでフェーズIの電力設備が全面稼働したと発表した。これにより、15年賃貸契約の下でCoreWeaveに133メガワットの重要IT容量を提供し、同施設のビットコインマイニングからAIインフラへの転換を確実なものとした。キャンパスはもともと北米の180MWのビットコイン採掘施設で、Galaxyが2022年に6500万ドルで取得した。その後、同社は同地でのマイニング事業を停止し、人工知能および高性能コンピューティング向けに用途転換した。Galaxyによれば、フェーズIは予定通りかつ予算内で完了し、3億5000万ドルの自己資本と、総事業費に対する融資比率80%で組成された14億ドルのデットファシリティに支えられた。フェーズIの課金開始は2026年第2四半期を予定している。フェーズIIは現在グリーンフィールド段階にあり、構造工事が進行中で、データホールの引き渡しは2027年半ばまでに開始する見通しである。一方、CoreWeaveのフェーズIからIIIにわたる総コミットメントは重要IT負荷ベースで526MWに達し、同施設で承認済みの総電力800MWを使い切る計画である。Galaxyは、Helios契約が年間平均で10億ドル超の売上高を生み出すとの見通しを示している。2200エーカーのキャンパスは、承認済み電力容量が1.63ギガワットで、3.6GWまで拡張余地がある。今回の発表は、Galaxyが第1四半期に2億1600万ドルの損失を計上した後に行われたもので、主因は仮想通貨価格の下落だった。デジタル資産へのエクスポージャーとデータインフラの均衡を図る同社の取り組みを浮き彫りにしている。別件では、GalaxyはKalshiおよびPolymarketに連動する機関投資家向け店頭予測市場サービスを立ち上げた。CoreWeaveも最近、Weights & Biasesに統合したAIリサーチエージェント「CoreWeave ARIA」を投入している。