
ホルムズ海峡近辺での船舶攻撃を受けた米国の対イラン追加攻撃により、ブレント原油は79〜80ドルに接近し、インフレと金利への懸念が強まった。為替や債券、リスク資産は動揺した一方、アジア株は半導体株主導で上昇した。
ホルムズ海峡内外での船舶航行に対する脅威の再燃と米国の対イラン追加攻撃を受け、ブレント原油は1バレル78.65〜79.28ドル近辺まで上昇し、一時80ドルを上回った。原油供給混乱への懸念が再燃し、世界の国債利回りは上昇した。市場ではインフレリスクの高まりと米連邦準備制度の金融引き締め強化観測が織り込まれ、ドルは円に対して数十年ぶり高値圏を維持、投資家のリスク資産圧縮を受けてビットコインは下落した。一方でアジア株は半導体株主導で上昇し、日本の日経平均は2.3%、韓国のKOSPIは3.8%上昇した。投資家はその後のトランプ大統領による「全面戦争への回帰は想定していない」との発言も見極めた。