同社はロンドンで口頭発表1件とポスター発表2件を行い、Enhanced Brain Delivery技術に関するJCRとの協業と、第2相ALTITUDE-AD試験における患者報告アウトカムの知見を紹介する。
Acumen Pharmaceuticalsは、7月12〜15日にロンドンで開催されるAlzheimer’s Association International Conference 2026で、JCR Pharmaceuticalsとの協業による前臨床データと、進行中の第2相ALTITUDE-AD試験における患者視点の研究を含む3件の研究を発表すると明らかにした。発表は、カニクイザルにおいてアミロイドβオリゴマーとトランスフェリン受容体に結合し、脳送達を強化する二重特異性抗体に関する口頭セッション1件と、抗アミロイドβオリゴマー抗体に対するトランスフェリン受容体媒介輸送、およびALTITUDE-AD試験集団から得られた早期症候性アルツハイマー病に関する知見を扱うポスター2件で構成される。Acumenは、今回の研究が、血液脳関門を越える薬剤送達の改善に向けたEnhanced Brain Delivery技術の活用と、患者の視点を通じた早期アルツハイマー病への理解拡大における進展を示すものだとしている。2025年7月に発表されたJCRとの協業は、アミロイドβオリゴマー選択的抗体に関するAcumenの知見と、JCRのJ-Brain Cargo技術を組み合わせるものだ。Acumenの主力候補sabirnetug(ACU193)は、米食品医薬品局から早期アルツハイマー病を対象にファストトラック指定を受けており、542人を対象とするALTITUDE-AD試験で評価が進められている。主要結果の発表は2026年後半を見込む。