プロキシマ・フュージョン、グーグルとRWE支援で4億1100万ユーロ調達

プロキシマ・フュージョン、グーグルとRWE支援で4億1100万ユーロ調達

今回の資金調達により、このドイツのステラレーター開発企業の評価額は24億ユーロとなり、ミュンヘン近郊で進める実証機「Alpha」を後押しすることで、核融合発電の商業化を目指す欧州の動きを強化する。

ファクトチェック
Business Wireに掲載されたProxima Fusionの公式プレスリリースは、GoogleとRWEが戦略投資家として参加し、ミュンヘン近郊で進める正味エネルギーを生むステラレーター実証機「Alpha」の資金として、24億ユーロの企業価値評価で4億1100万ユーロを調達したことを確認している。ロイターもこれらの金額や詳細を独自に裏付けている。一次情報である公式ソースと有力通信社の内容は、この主張について完全に一致している。
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要約

プロキシマ・フュージョンは、XTX VenturesとEast X Venturesが主導する資金調達ラウンドで4億1100万ユーロ(4億6800万ドル)を調達したと発表した。グーグルと独電力大手RWEも戦略投資家として参加し、同社の評価額は24億ユーロ(27億ドル)となった。 同社によると、この資金調達により欧州で最も資金力のある核融合企業となり、バイエルン州、マックス・プランク・プラズマ物理学研究所、RWEと共同で開発を進めるミュンヘン近郊の正味エネルギー型ステラレーター実証機「Alpha」を支援する。プロキシマは、このラウンドが同社のロードマップに対する4億ユーロの公的資金拠出に関するバイエルン州のコミットメントに見合う資金確保という目標を上回り、公的助成金9500万ユーロを含めた累計調達額が6億5000万ユーロ超に達したとした。同社はこの資金を、ステラレーター・モデルコイルの完成、高温超電導ケーブルおよび磁石の生産拡大、ステラレーターに必要なエンジニアリング・製造システムの構築継続に充てる計画で、ドイツ、スイス、英国での採用も加速させる。

用語解説
  • ステラレーター: ねじれた磁場を使ってプラズマを閉じ込め、持続的な核融合反応を実現するタイプの核融合炉。
  • 高温超電導(HTS)ケーブル: 比較的高い極低温環境でも非常に低い抵抗で電気を流す材料で作られた先進的なケーブルで、強力な磁石に有用。
  • 正味エネルギー型核融合実証機: 核融合プロセス自体で消費するエネルギーを上回るエネルギーを生み出せることを示すために設計された試験的な核融合システム。