Santimentは、PAXGのウォレット活動が過去最高に達する一方で利益確定が加速したと指摘した。取引所からの資金流出と新規ウォレットによる買い集めは、トークン化された金資産への関心継続を示している。
オンチェーン分析会社Santimentによると、PAX Gold(PAXG)の1日当たりアクティブアドレス数は7月6日に過去最高を記録し、ネットワークの実現利益も5カ月ぶりの高水準に達した。こうした動きは、保有者が足元の金相場上昇局面で利益を確定する一方、トークン化されたコモディティー全体への関与が広がっていることを示唆する。 Santimentによると、1日当たりアクティブアドレス数は8,830に増加し、過去最高を更新した。実現利益は677万ドルに達した。金は過去7日間で2.45%上昇した一方、執筆時点では当日0.39%安で推移しており、トレーダーが資本をオンチェーン上に維持しつつ、より防御的で流動性の高い手段を模索する中、トークン化された金への注目が高まった。 PAXGの各トークンは、純度の高い現物金1トロイオンスに連動している。これにより、仮想通貨保有者はブロックチェーンベースの市場を離れることなく金価格へのエクスポージャーを得られる。実現利益の急増は、短期的な売り圧力を生み得る利益確定の動きを示す一方、Nansenのデータでは過去24時間の取引所純流出が690万ドルと平均の約3.7倍に達し、新規作成ウォレットによる180万ドルの買い集めも確認された。過去7日間では取引所の純流出が続き、大口保有者による利益確定も10万5400ドルと比較的限定的であり、広範な分配ではなく買い集めを示唆するパターンとなっている。 PAXGと金の次の材料は、水曜日に公表される米連邦準備制度の6月会合議事要旨と、7月14日に発表される6月の米インフレ指標となる可能性が高い。