SBI Funds ManagementがIPO目論見書を提出、価格帯をINR 545〜574に設定

インド最大の資産運用会社が、インドステイト銀行とアムンディによる約12億ドルの株式売り出しを進めている。投資家にはADIAやGICが含まれる見通しで、2026年7月21日の上場を目指す。

要約

SBI Funds Management Ltd.は、インドの証券取引所でのIPOに向けレッドヘリング・プロスペクタスを提出し、インドステイト銀行とアムンディが保有する発行済み株式の最大10%を売り出すにあたり、1株当たりの価格帯をINR 545〜574に設定した。今回の取引は、従来約12億ドルの調達と約123億ドルの企業価値評価が見込まれており、2026年7月14日から16日まで申し込みを受け付ける。アンカー投資家の入札は7月13日に実施し、仮条件ベースの上場日は2026年7月21日である。ロイターはこれまで、アブダビ投資庁とシンガポール政府投資公社(GIC)が出資する見通しで、機関投資家向けの確約は同枠のほぼ5倍に達している一方、売り出しの約50%は個人投資家向けに確保される予定だと報じていた。会社側は、このIPOが引き続き規制要件や承認、市場環境などの条件に左右されるとしている。

用語解説
  • レッドヘリング・プロスペクタス: 最終的な株式売り出し前に、募集の主要条件を記載するIPOの予備的な提出書類。
  • アンカー投資家: 一般投資家向けの募集開始前に株式の配分を受ける機関投資家。
  • 売出し: 既存株主が株式を売却し、会社自体は新たな資本を調達しないIPOの形態。