
報道されたこの動きは、チップ設計エンジニアの採用を強化し、同プロジェクトに向けてサプライチェーン面での提携を模索する中で、DeepSeekがAIモデルの枠を超えて半導体設計に進出することを意味する。
中国のDeepSeekが独自のAIチップを開発しており、この取り組みに向けて最近はチップ設計エンジニアの採用を強化していることが、関係者への取材で分かった。プロジェクトは約1年前に始まり、学習済みモデルを実社会で稼働させるAI導入の工程である推論段階に重点を置いている。関係者によると、DeepSeekはチップ設計、ファウンドリー、メモリー各社との提携についても協議しており、独自プロセッサーを市場投入するために必要なサプライチェーンの構築を進めている可能性がある。今回の動きは、DeepSeekが半導体設計への関与を一段と深めていることを示唆する。独自チップは、演算コストの管理、性能向上、エヌビディアや華為技術(Huawei)といった外部供給先への依存低減に資するため、AI開発企業にとって戦略的な分野である。