
7月7日の米投資適格債8本立ての起債は、当初の少なくとも250億ドルから拡大し、受注は約1260億ドルに達した。一方、アナリストは、価格面での譲歩と相対的に弱い需要が、AI関連借り入れに対する投資家の一定の反発を示したと指摘した。
アマゾンは7月7日、米投資適格債8本立ての起債を、当初目標の少なくとも250億ドルから370億ドルに拡大して条件決定した。米ドル建て部分の受注は約1260億ドルに達し、ユーロ建て部分を加えれば発行総額は500億ドル近くに達する可能性がある。アマゾンは調達資金の使途について、投資、将来の設備投資、債務返済を含む一般的な企業目的に充てるとしており、元資料では、同社がAI関連インフラ支出を加速させる中で、資金は主にクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)向けとされている。バンク・オブ・アメリカは、最長年限で18〜21ベーシスポイントの上乗せ利回りが必要となり、需要が発行額の約2.5倍にとどまったこの案件について、需要はなお堅調だったものの、投資家の一定の反発が示されたと指摘した。今回の起債は、アマゾンの設備投資拡大に伴うAI関連テック企業の資金調達の波に加わるもので、アンディ・ジャシーCEOとブライアン・オルサフスキーCFOはこれまで、AWS、半導体、サーバー、ネットワーク機器、生成AIへの多額の先行投資を強調していた。