マリーヌ・ルペン氏、出馬禁止覆し2027年仏大統領選に参戦

パリ控訴裁判所が2025年の横領有罪判決に伴う被選挙権停止を取り消して出馬資格を回復したことを受け、マリーヌ・ルペン氏は4度目の大統領選出馬を表明した。予測市場ではジョルダン・バルデラ氏と連携する同氏の勝算が急速に織り込まれた。

要約

マリーヌ・ルペン氏は、2025年の横領有罪判決に伴い科されていた5年間の公職就任禁止をパリ控訴裁判所が覆したことを受け、2027年フランス大統領選への出馬を正式に表明した。国民連合の有力者である同氏は党本部で4度目の大統領選キャンペーンを開始し、ジョルダン・バルデラ氏との協力関係を強調した。これにより、被選挙権停止中はバルデラ氏が候補を引き継ぐとの見方は後退した。予測市場も強く反応し、同氏の勝利確率のインプライド値は過去24時間で10%から24.6%に上昇したほか、国民連合の候補者になる契約はYESが92.5%で取引された。それでも、先行報道で引用された世論調査ではなおバルデラ氏が人気でわずかに上回っており、党内の力学と2027年の大統領選全体の行方が引き続き注視されている。今後の焦点は、支持表明、政策発表、世論調査の変化、ガブリエル・アタル氏やエリック・ゼムール氏を含む対立候補の対応、さらに民事・刑事事件に関するフランス最高裁である破棄院への検察側の上訴の有無に移る。

用語解説
  • 予測市場: 想定される結果に基づき、トレーダーが出来事の発生確率を価格に織り込むプラットフォーム
  • 破棄院: 民事・刑事事件を扱うフランスの最高裁判所
  • 国民連合: フランスの極右政党