機関投資家の4%、米ドルエクスポージャー削減を計画 OMFIF調査

機関投資家の4%、米ドルエクスポージャー削減を計画 OMFIF調査

74の中央銀行・公的機関を対象とした調査に基づくこの結果は、ドル建てポートフォリオ配分の削減計画が示されたのが3年ぶりであることを示した。

ファクトチェック
OMFIFの「Global Public Investor 2026」報告書(一次資料)とロイターはともに、この調査と、その中核的な結論である「ドル保有を増やす計画よりも減らす計画の中央銀行の方が初めて多くなった」ことを確認している。具体的な「4%が米ドルのエクスポージャー削減を計画している」との数値や、「3年ぶりの初の兆候」との表現は、主張文言の直接の出所であるThe Kobeissi Letterの投稿に基づくもので、「74の中央銀行および公的機関」に言及している。調査全体は90機関(中央銀行74行と公的基金16機関)を対象としており、この主張における機関数は中央銀行の対象範囲として正確である。短期的な見通しにおける4%の純減少という数値は、報告されたドル選好の反転と整合しているが、OMFIFの一次要約は10年の時間軸をより重視している。総じて、この主張の実質的内容は信頼できる情報源によって十分に裏付けられている。
要約

世界の金融機関のうち一部は、今後12〜24カ月で米ドルエクスポージャーを縮小する見通しであり、こうした結果が示されたのは3年ぶりである。これはOMFIFが74の中央銀行と公的機関を対象に実施した調査によるもので、少なくとも一部の準備資産運用担当者が、より広範なポートフォリオ分散の一環としてドル配分を見直している可能性を示唆する。比率は4%にとどまるものの、公的部門の外貨準備選好は世界的な通貨需要の変化を示す兆候として厳しく注視されているだけに注目に値する。

用語解説
  • 米ドルエクスポージャー: ドルに連動するポートフォリオ保有分。