
3年先の期待は3.3%へ上昇し2022年6月以来の高水準となった一方、5年先の期待は3.0%で横ばいとなり、家賃と医療費が懸念を押し上げた。
米ニューヨーク連銀の2026年6月版「消費者期待調査」によると、米消費者のインフレ期待は上昇し、中央値でみた1年先の見通しは3.5%から3.7%に上昇した。これは2023年9月以来の高水準である。3年先の期待は3.3%に上昇し、2022年6月以来の高水準となった一方、5年先の指標は3.0%で据え置かれた。短期的な懸念の高まりは、ガソリン、食品、大学教育費の価格見通しが低下する中でも、医療費と家賃の上昇予想が主導した。調査では、信用供給に対する見方がやや悪化した一方、労働市場と家計の状況に対する認識は緩やかに改善したことも示された。