
OpenAIは政府の関与拡大について協議を進め、2億ドルの国防総省契約も獲得した。一方、サム・アルトマン氏は、ワシントンが5%の持ち分を取得するとの報道には「多くの不正確な点」があると述べた。
OpenAIは、防衛関連業務や報じられた政策協議を通じて米政府との関与を拡大しているが、CEOのサム・アルトマン氏は、ワシントンが同社の持ち分を取得する可能性があるとの報道の重要な詳細に異議を唱えた。フィナンシャル・タイムズは7月2日、OpenAIが米政府に5%の持ち分を付与する案を協議していたと報じた。この持ち分の価値は、OpenAIの2026年3月時点の評価額8520億ドルに基づくと約426億ドルで、同様の条件が他の米AI企業にも適用される可能性があるとされた。7月9日、アルトマン氏はこれらの報道には「多くの不正確な点」があると述べ、報じられた取り決めへの疑念を示した。事情に詳しい関係者によると、アルトマン氏は2025年初めにこの案をトランプ大統領政権に初めて提起しており、協議は1年以上続いていることになる。この提案は、Anthropicを含む他の主要AI企業が同様の条件に同意することを前提としているとも伝えられた。一方でOpenAIは、OpenAI for Governmentプログラムの下で2億ドルの国防総省契約を確保した後、国家安全保障に関する原則を公表した。業務はサイバー防衛と自動データ処理に重点を置き、成果物の提出期限は2026年7月である。予測市場では、短期的に連邦政府による出資やAI審査が行われる可能性には慎重な見方が残っている。