カリフォルニア州の投資家は、BIG3が2022年のNFTに関して約束したフランチャイズ売却収益と所有者特典を提供しなかったと主張している。一方、リーグ側は計画中のSPAC(特別買収目的会社)合併に先立ち、紛争を仲裁に移すよう求めている。
BIG3のNFT保有者は、Ice Cube率いる3人制プロバスケットボールリーグが、2022年に販売したイーサリアム基盤のNFTに紐づく所有権と売却収益を提供しなかったとして、カリフォルニア州で請求を進めている。一方、BIG3はこの紛争を個別仲裁に持ち込もうとしている。2025年夏に提訴したLou and Sally Shewardは、リーグが「Fire」NFTを2万5000ドル、「Gold」NFTを5000ドルで販売し、議決権、VIPアクセス、物販特典、IP(知的財産)ライセンス権、さらにFire購入者には将来のフランチャイズ売却収益の40%の共同持ち分などを約束していたと主張している。訴状によると、BIG3はその後4つのフランチャイズを総額約4000万ドルで売却したが、想定されていた支払いを行わなかった。リーグがこうした義務を回避するため、チーム名を変更し、当初のフランチャイズ運営を停止したとも主張している。BIG3は訴訟を争っており、2022年の販売条件に含まれる仲裁条項を根拠にしている。個別仲裁を命じる申立ての審理は2026年8月24日に予定されている。この紛争は、BIG3がGraf Global CorpとのSPAC(特別買収目的会社)合併を進める中で起きている。この合併では統合後企業の評価額は2億9000万ドルとなり、2026年第4四半期に完了する見通しである。