AIsa、アリババとTribe Capital主導で650万ドルのシード調達

サンフランシスコの同社は、2026年上半期に利用が急増したことを受け、エンジニアリング体制、決済インフラ、ステーブルコイン決済の拡充に充てるとした。

要約

AIsaは、アリババとTribe Capitalが共同主導した新たなシードラウンドを含め、これまでの累計調達額が650万ドルに達したと発表した。Draper Associates、住友商事、Saison Capitalなどの投資家も参加した。サンフランシスコに拠点を置く同社は、自社をAIエージェント経済向けの取引ネットワークと位置付けており、AIエージェントと開発者に対し、AIモデル、API (Application Programming Interface)、リアルタイムデータ、検索サービス、SaaSツール、コンピュート資源、エージェントサービスを発見し、利用し、支払うための単一のプログラム可能なインターフェースを提供している。新たな資金は、エンジニアリングチームの拡充、決済インフラのスケール拡大、モデル・データ・API (Application Programming Interface)プロバイダーの追加、そして世界中のAIエージェントと企業向けステーブルコイン決済(価格連動型デジタルトークンを用いた支払い)の加速に充てるとしている。AIsaによれば、2025年の立ち上げ後に利用は加速した。2026年2月から6月にかけて登録済みエージェントユーザーは150倍に増加し、ネットワーク経由で処理されたAPI (Application Programming Interface)コールと取引の総数は200倍に拡大した。さらに、有料マーケティングを行わずに5万超の登録エージェントを取り込んだとしている。同社はまた、OpenClawやHermesを含むAIエージェントフレームワークのエコシステムが成長を後押ししているとし、x402の公開リーダーボードによればx402エコシステムでトップセラーかつトップサーバーに位置しているほか、Circle、Visa、Stripeの新興エージェント決済イニシアチブとも統合していると述べた。

用語解説
  • ステーブルコイン決済: 価格連動型のデジタルトークンを用いて支払いを完了すること。
  • API (Application Programming Interface): アプリケーション同士がデータやサービスをやり取りするためのソフトウェアインターフェース。
  • 従量課金: 実際の利用量に基づいて顧客に課金する方式。