Wormhole、Moonbeam利用者に2026年7月31日の停止前のブリッジ資産移動を要請

Wormhole、Moonbeam利用者に2026年7月31日の停止前のブリッジ資産移動を要請

Moonwellは、2026年7月31日のネットワーク閉鎖を前にMoonbeam上での展開を段階的に終了する案を提示し、GLMRが1:1の比率でBaseへ移行する中、利用者にポジション解消を迫る圧力が強まっている。

ETH
USDC
DOT

要約

Moonwellは、2026年7月31日のネットワーク停止前にMoonbeam上での展開を正式に段階的終了することを提案し、Wormholeが先に発していたブリッジ資産に関する警告に加え、Moonbeam閉鎖を巡る緊急性を一段と広げた。ガバナンス提案「MIP-M45」はオンチェーン投票に付されており、GLMR、xcDOT、USDC、FRAX、ETHを含むMoonbeam市場からプロトコル準備金を引き揚げ、残存する不良債権の処理を支援するため財団指定ウォレットへ移す内容である。あわせて、新規の供給および借り入れを停止し、利用者がチェーン停止前にポジションを閉じて資金を引き出すよう促すため、担保係数を引き下げるとしている。 この動きは、Moonbeamがパラチェーン運営を終了し、GLMRを1:1の比率でBase上のERC-20トークンへ移行する中で明らかになった。ブリッジは7月末まで稼働を続ける見込みである。Moonwellはこれに先立ち、チェーンリンクがオラクル提供を終了したことを受け、2026年1月29日にMoonriver上の展開を廃止した。また、2026年5月21日にはガバナンスをMoonbeamからイーサリアムのメインネットへ移管し、続いて5月29日にはイーサリアム上の新たなレンディング市場を提案していた。

用語解説
  • オンチェーン投票: トークン保有者がブロックチェーン上で直接投票するガバナンスの仕組み
  • 不良債権: 返済される可能性が低く、準備金で穴埋めする必要が生じ得る貸付金や債務
  • 担保係数: 預け入れた資産がどの程度の借り入れを支えられるかを決めるリスク設定