
Momentaは香港上場の公募価格を1株295.6香港ドルに設定し、公募は414倍の応募超過となった。グリーンシューが全額行使された場合、調達額は約68億香港ドルに達する。
自動運転ソフトウエアを手掛けるMomentaは、1株295.6香港ドルで香港上場を完了した。此前の公募で約58.9億香港ドル、約7億5100万ドルを調達し、企業価値は約90億ドルと評価された。公募は414倍の応募超過となり、時価総額は一時700億香港ドルを超え、グリーンシューの全額行使を前提とした世界全体での調達額は約68億香港ドルとなる。 2016年設立で、最高経営責任者(CEO)の曹旭東氏が率いるMomentaは、緊急支援、統合運転支援、高度自動運転を含む自動運転ソフトウエアを開発している。同社によれば、手取り資金の60%を今後5年間で独自アルゴリズム、自動化ツールチェーン、「Momenta Mainline」プラットフォームなど中核技術の強化に充てる。20%はロボタクシーサービスの商業化加速と大規模展開に振り向ける。残りは量産車向けソリューション、次世代製品、運転資金を支える。 Momentaは上海で商用ロボタクシーサービスを開始しており、アウディ、ホンダ、メルセデス・ベンツAGなどとの提携を通じて事業を拡大している。12月にはGrabとも戦略提携を結び、東南アジアの都市モビリティ市場に自動運転技術を導入する方針である。真格基金(ZhenFund)によれば、同社の量産事業は車両搭載台数が100万台を超えており、自動運転技術の商業的な浸透度を見極める投資家にとって、導入車両ベースの拡大を示す材料となっている。