同氏は、株価が150ドル近辺で推移し、Nasdaq-100への迅速な組み入れに伴う需要の追い風を受ける中、SpaceXの評価額や火星構想、AI前提を改めて批判した。
ジェレミー・グランサム氏は、SpaceXが最終的に歴史的な崩壊に見舞われると「90%賭ける」と述べ、約2兆ドルに上る同社の評価額や火星構想、AI主導の成長シナリオへの批判を強めた。モーニングスターのポッドキャスト「The Long View」で同氏は、将来の投資家は「生命を多惑星化し、意識の光を星々へと広げる」といったSpaceXの目論見書の文言を見て笑うだろうと語った。この懐疑的な見方は、SpaceX株が過去1カ月で約7%下落して1株150ドル前後となり、135ドルの上場時目標をわずかに上回る水準にある一方、ウォール街がなお総じて強気姿勢を維持している中で示された。モルガン・スタンレーは300ドルの目標株価を設定したと報じられ、ゴールドマン・サックスは約205ドル、J.P.モルガンは225ドルを見込む一方、イーロン・マスク氏が掲げる2031年までに売上高1兆ドルに到達する目標は実現可能だが、強力な執行力が必要だとしている。グランサム氏はさらに、最近のNasdaqの迅速上場ルールが指数連動型の買い手による機械的需要を生み出し、自身が事業の成り立ちが極端なAI主導の変化か将来の急落のいずれかに依存していると警告する中でも、株価を下支えしていると主張した。