テレノール、バーンホフの支配株取得へ 企業価値61億クローナで買収

ノルウェーの通信会社は、この買収によりテレノール・スウェーデンが同国第2位の固定ブロードバンド事業者となり、個人向け契約者市場シェアが約15%から約27%に高まると述べた。

要約

テレノールは、スウェーデンのブロードバンド事業者バーンホフの支配株を、エンタープライズバリューで61億スウェーデン・クローナ(6億2970万ドル)と評価する取引で取得することで合意した。ノルウェーの通信大手は、バーンホフ創業者のヨン・カールング氏とアンドレアス・ノルマン氏の保有株を1株60クローナで取得するとし、これにより株式ベースで直接・間接に50.8%、議決権ベースで86%に相当する持ち分にアクセスできるとした。また、バーンホフ第2位株主であるオーレスンド・インベストメントから6.7%の持ち分を1株62クローナで取得することでも合意した。規制当局の承認が条件となるこの買収では、完了後にテレノールがバーンホフの残る全株式を対象とする現金による強制公開買い付けを実施する必要がある。テレノールは、この取引によりテレノール・スウェーデンが同国第2位の固定ブロードバンド事業者となり、個人向け契約者市場シェアが約15%から約27%に上昇するとともに、保有開始後の最初の4年間に年平均約7億クローナ、同期間の年約1億クローナの統合コスト計上前ベースで年間EBITDAが段階的に増加する見込みだとした。バーンホフは買収後も独自ブランドで事業を継続する。

用語解説
  • エンタープライズバリュー: 負債と資本の双方を含めた企業の総合的な価値を示す指標。
  • EBITDA: 利払い・税引き・減価償却前利益で、事業の収益力を測る一般的な指標。