ベンチャー向けプラットフォームはRailとの提携終了に伴い、新規投資資金の拠出手段としてUSDC、USDT、DAI、ETHの受け付けを停止する。一方、ACHと電信送金は引き続き利用可能である。
AngelListは2026年7月31日から、投資資金拠出における仮想通貨決済の対応を停止する。これにより、Rippleが運営する決済プラットフォームRailとの提携終了に伴い、今後の投資でUSDC、USDT、DAI、ETHを利用できなくなる。ユーザーには、処理遅延を避けるため期限前にACHまたは電信送金へ切り替えるよう案内している。一方、既存投資、アカウントアクセス、ポートフォリオデータに影響はない。 この動きは、Rippleが2025年8月にトロント拠点のRailを2億ドルで買収してから1年足らずで、同社の法人向け決済戦略にとって打撃となる。Railは、専用の仮想通貨ウォレットや取引所連携を必要とせず、法定通貨をまたぐステーブルコイン決済を企業が処理できるよう設計されていた。既存の業務フローの中で、機関投資家の利用者がデジタル資産を介して資金移動できる手段を提供する狙いがあった。 AngelListは、サービス縮小の通知以上の理由を示していない。この決定は、Rippleが最近も他地域で事業拡大を進め、2026年7月上旬に欧州の規制ライセンスを取得し、その数日前にはClearstreamがカストディサービスにXRPなどのトークンを追加した中で下された。法人向け仮想通貨導入が、決済や投資インフラ全体でなお一様ではないことを浮き彫りにしている。