ビットコインとイーサリアムの取引所供給量、数年来の低水準に=Santiment

ビットコインとイーサリアムの取引所供給量、数年来の低水準に=Santiment

中央集権型取引所で保有されるビットコインとイーサリアムは数年来の低水準まで減少したが、資産がETFやカストディ、DeFi(分散型金融)、企業財務へ移る中で、このシグナルの信頼性は低下しているとアナリストは指摘している。

BTC
ETH

ファクトチェック
この主張は、発端となったCointelegraphのX投稿と文言まで一致している。Santimentによると、BTCの取引所保有量は2017年以来の低水準、ETHは2015年以来の低水準で、投資家の確信が強まっていることを示している。複数の独立した転載元(PANews、spendnode.io、バイナンス Square、KuCoin)も、同じSantimentの数値とその解釈を一貫して伝えている。いずれも同じSantimentのオンチェーンデータソースに基づくものだ。この主張は、これらの情報源の報道内容を正確に反映している。
要約

中央集権型取引所にあるビットコインとイーサリアムの残高は、ここ数年で見られなかった水準まで低下した。これは長らく、流動的な供給の引き締まりと短期的な売り圧力の低下を示す兆候と見なされてきた。Cointelegraphが先に引用したSantimentのデータによれば、取引所におけるビットコイン供給量は2017年以来の最低水準、イーサリアムは2015年以来の最低水準となった。もっともアナリストは現在、より多くの仮想通貨が機関投資家向けカストディや上場投資信託、DeFi(分散型金融)プロトコル、その他のオンチェーン用途に移されていることに加え、長期的な値上がりを見込む企業によるBTCとETHの積み増しも進んでいるため、この指標を単独の価格シグナルとしてみることの信頼性は低下しているとみている。

用語解説
  • 取引所供給量: 取引プラットフォーム上で保有されているトークン量
  • 流動的供給: 取引または売却が容易に可能なトークン
  • DeFi(分散型金融)プロトコル: 従来の仲介業者を介さず、ユーザーが貸し出しや取引、利回り獲得を行えるブロックチェーンベースの金融アプリケーション