MarketsandMarketsは、AIインフラやハイパースケール施設の増設、拡張性の高い電力分配需要を追い風に、同分野が2026年の37億ドルから年平均成長率15.1%で拡大すると予測した。
MarketsandMarketsの報告書によると、世界のデータセンター用バスウェイ市場は2026年の37億ドルから2032年には86億ドルへ拡大し、年平均成長率は15.1%となる見通しである。同社によれば、成長を支えているのはAI対応のコンピュートインフラ、ハイパースケールのクラウド施設展開、そして事業者が従来のケーブルベースのアーキテクチャから移行する中で高まるモジュール型で拡張性の高い電力分配需要である。北米は2025年に金額ベースで40%のシェアを占めて市場を主導し、2032年まで年平均14.0%で成長すると予測される。一方、アジア太平洋はクラウド拡大、デジタル変革、新たなデータセンター建設を背景に、地域別で最も高い成長率を記録する見通しである。AIデータセンター分野は2025年に金額ベースで市場の62.5%を占め、ハイパースケールは44%だった。800A〜1,000Aの中容量バスウェイは54.4%で最大シェアを握った。MarketsandMarketsは、予測期間中はACバスウェイが市場を主導し、AIクラスターやHPCワークロードによって電力密度要件が高まる中で、高容量の1250Aシステムが最も速い成長を示すとした。導体種類では銅が引き続き最大になる見通しである。主要企業としてSchneider Electric、Legrand(Starline)、Eaton、ABB、Siemensが挙げられ、EAE ElectricやDelta ElectronicsもAI関連案件で事業拡大を進めている。