同社はイラン戦争や燃料費上昇、西アジアの空域制限、貿易摩擦を理由に挙げる一方、旅客機納入の約半分は引き続きアジア向けになると見込んでいる。
エアバスは、イラン戦争や燃料価格の上昇、西アジアの空域制限、貿易摩擦が航空会社の成長計画とコストを圧迫しているとして、2026年から2045年までの旅客機需要に関する20年業界予測を1%引き下げ、旅客機納入数を42060機と見込んだ。修正後の見通しは単通路機33920機、ワイドボディ機8140機を含み、いずれも前回予測から1%減となった。旅客機納入全体に占める旧型機の更新需要の割合は従来の45%から47%に上昇する見通しで、需要のけん引役が機材拡張よりも更新に移りつつあることを示している。年間旅客輸送量の成長率見通しは3.6%から3.9%へ引き上げたが、経営陣は同一条件ベースでは4.1%からの引き下げに当たると述べた。インドは引き続き最も高い成長が見込まれる航空市場である一方、中国の国内線成長見通しは引き下げられた。