ダイアナ、応募されていないジェンコ株の28.4%が27.34ドルの提示に応募と発表

ジェンコは、ダイアナによる進行中のTOBは1株当たり現金24.80ドルにとどまるとし、取締役会がダイアナ株を含む別の拘束力のない提案を検討している間は応募しないよう株主に求めた。

要約

Genco Shipping & Tradingは、Diana Shippingによる保留中のTOBが1株当たり現金24.80ドルのままであるとした上で、ダイアナが現在進行中の同提案と、6月17日にジェンコ取締役会へ提出した別の拘束力のない提案を混同しているとして、株主に応募しないよう警告した。ジェンコは、取締役会が既に1株当たり現金24.80ドルのTOBについて、同社および保有資産を著しく過小評価し、純資産価値を大きく下回り、支配権プレミアムも含まれていないとして全会一致で拒否したと説明した。また、ダイアナは、同社株1株を2.54ドルと評価して暗示的価値を1株当たり27.34ドルとした別提案を反映するために約束していたSchedule TOおよびForm F-4の更新提出やTOB資料の修正をまだ行っていないと指摘した。この別提案は現金24.80ドルに加えダイアナ株1株で構成される。ジェンコは、同社業績と市場環境を踏まえ、取締役会がこの別個の意向表明ベースの提案の検討を継続しているとした。今回の反論は、ダイアナが、同社のいう1株当たり27.34ドル相当の提案の7月10日の期限を前に、6月26日時点でジェンコ株10,583,484株が応募され、これはダイアナが既に保有する分を除く発行済み株式の28.4%に相当すると表明したことを受けたものである。

用語解説
  • TOB: 通常は条件付きで、あらかじめ定めた価格で株主から直接株式を買い付ける提案。
  • 純資産価値: 企業の資産から負債を差し引いた推定価値で、多くの場合は1株当たりで示される。
  • 支配権プレミアム: 買い手が企業の支配権を取得するために、市場価値や資産価値を上回って支払う追加対価。