Nexo、アルゼンチンでデュアルモード仮想通貨カード開始 アンドレス・オンダラ氏をGMに任命

Nexo、アルゼンチンでデュアルモード仮想通貨カード開始 アンドレス・オンダラ氏をGMに任命

今回の展開には、Buenbitを基盤とする現地事業、2026年3月5日に始動したブエノスアイレス拠点、そしてインフレに見舞われるアルゼンチン市場に合わせた融資、利回り、カード機能が含まれる。

USDT
USDC
NEXO

要約

Nexoはアルゼンチンでデュアルモードの仮想通貨カードを導入し、取引所Buenbitの買収を基盤とする現地展開を拡大した。これにより、ユーザーは保有資産を必ずしも売却することなく、デジタル資産を使った支払い、資産を担保とした借り入れ、利回りの獲得が可能になる。カードは仮想通貨を直接支出するデビットモードと、仮想通貨を担保に借り入れるクレジットモードで機能し、過去には最大2%のキャッシュバックを提供してきた。また同プラットフォームは、USDTやUSDCを含む米ドル建てステーブルコインに最大年率13%の利回りを提供し、アルゼンチン・ペソ建てと米ドル建ての双方で与信枠も用意している。Buenbitの買収は、2026年3月5日に稼働を開始したブエノスアイレスの地域拠点を支えており、Nexoはインフレ、資本規制、強い仮想通貨普及を背景に、ドル連動型の貯蓄手段や代替決済レールへの需要が高まる市場を狙う。Nexoは、80億ドル超の資産を管理し、4,030億ドル超の取引を処理してきたと説明している。また、新規ユーザーが7日以内に1,000ドル相当以上を入金した場合、1カ月間にわたり最上位のPlatinumロイヤルティ層を提供する。さらに同社は、2026年4月14日にアルゼンチンサッカー協会の公式地域デジタル資産パートナーとなる提携を通じ、同国でのブランド構築とも今回の拡大を結び付けている。アンドレス・オンダラ氏は8月1日にアルゼンチンのゼネラルマネジャーに就任し、フェデリコ・オグエ氏の後任となる予定である。

用語解説
  • ステーブルコイン: 多くは米ドルなど、別の資産の価値に連動するよう設計された仮想通貨トークン。
  • 担保: 借り入れを担保するために差し入れる資産。
  • 与信枠: 必要に応じて利用者が引き出せる、あらかじめ承認された借り入れ枠。