ユニスワップ、SkyのLitePSMルーティングを追加しUSDS・DAI・USDCのゼロスリッページ交換に対応

ユニスワップはSkyのLitePegを通じて、DAI、USDS、USDC間の1対1の直接交換も導入した。これにより、ステーブルコインのルーティングは従来のプールベースの執行を超えて拡大した。

USDC
DAI
UNI

要約

ユニスワップはSky Ecosystemのステーブルコイン変換インフラをルーティングエンジンに統合し、トレーダーがUSDS、DAI、USDCの間で、自動マーケットメーカーのプールのみに依存せず固定レートで交換できるようにした。今回の更新では、SkyのLitePegを通じてDAI、USDS、USDC間の1対1の直接交換が追加された。 この動きは、Spark、ユニスワップ、Sky Ecosystemが2026年6月に立ち上げた「Stablecoin FX Layer」構想を基盤とするものである。これは、ペッグされた資産間の大口変換でも価格に実質的な影響を与えない従来の外国為替市場に近いかたちで、オンチェーンのステーブルコイン取引を機能させることを目指す取り組みである。これまでの報道では、ユニスワップがゼロスリッページ交換向けにLitePSMルーティングを統合したとされていたが、今回の更新ではSkyのLitePegを通じた1対1の直接交換の導入が明らかになった。 LitePSMと関連する固定レート交換インフラは、プールベースの価格設定のみに依存するのではなく、事前発行されたトークン在庫を所定の交換レートで用いる仕組みであり、ステーブルコインの交換においてより予測可能な執行を可能にする。今回の統合は、CoW Swap、Paraswap、Kyberによる先行対応に続くものでもある。広範な拡大策の一環として、Sparkは2026年6月25日に約1億5000万ドルのUSDS流動性をユニスワップv4プールへ移し、SkyのガバナンスはUSDS流通額が約103億ドルに達する中、LitePSMのUSDCバッファーを4億ドルから8億ドルへ引き上げる案を提示している。

用語解説
  • LitePSM: 標準的なプール価格設定の代わりにトークンのバッファーを用いる固定レートのステーブルコイン交換モジュール。
  • LitePeg: 対応資産間で1対1のステーブルコイン直接変換を可能にするSkyの仕組み。
  • AMM: トークン交換に用いられる、プールベースの取引メカニズムである自動マーケットメーカー。